2018年 08月 14日
18年8月5日撮影記4 山陰本線・大山口にて。
過去記事の再UPです。
よって時事ネタでないのはご了承ください。
境線・後藤駅で今回の鬼太郎トレインは〆とし、山陰本線・大山口駅へ向かいます。
お目当ては観光列車《あめつち》と臨時特急《大山》で、大山口で両車が交換して両車が運転停車します。
R431号に出てR9号へ入るのですが、Google Mapの指示は素直でなく、途中から日野川沿に走らせて、淀江手前でR9号に合流するルートで、毎度、川沿いが得意な憎いナビです(笑)
おかげか(?)渋滞無く狭路のストレスもなく、想定した時間内に大山口駅に到着です。
駅舎の中には数えれるくらいの人がいて、ちょうど米子行きが到着する少し前でした。
そしてその少し後に観光列車と臨時特急が来ますから、そのうちどれくらいの同業者さんがいるのかとも興味あるところでした。
ホームに出たのは自分が最初。
2連の停車位置の前方で米子行きの到着を待ちます。
海に近く風はありますが温かく心地悪く纏わりつく感じで、太陽の光は容赦なく照りつけます。
いよいよ到着が近づきゾロゾロと駅舎から人が出てきます。
ご婦人が近づい来て声を掛けてくれます。
『暑いですね、40度を超えてしまわないかしら?』
『風はあるけど生温い感じで心地良くないですね』
『それでも今日は風があってまだマシですよ』
『えっ?昨日は風も無かったんですか?』
この一言で、ご婦人は自分が他所者と気づいたようで(汗)
『澄んでいたら隠岐の島が見えるんですよ』
と、海岸線にある風車と風車の間を指さします。
『隠岐も見えるんだ…』
その方向の海原をジッと見つめ、隠岐が見えないのを残念に思います。
列車のヘッドライトが見えてきましたが暑さの中で霞んで見え、到着がスローモションのような錯覚すらします。
キハ47 231K 普通 米子行き 大山口にて。
駅舎にいた人々は全てこの米子行きに乗り込み、列車は定刻に大山口を発車します。
終戦間近の7月28日朝、11両編成の列車は大山口駅東600メートルあたりで米軍の攻撃を受け被害が出ました。
この日と同じ暑さだったかどうかは知りません。
ただ被災場所は霞んで見えた辺りです。
静かな夏の時間が過ぎていきます。
1人で静かな夏の時間を感じながら、まずは《あめつち》の到着を待ちます。
と、いっても待ち時間は米子行きが大山口を出てから、僅か7分の苦にならない時間です(笑)
by koganeturbo
| 2018-08-14 16:00
| たわいない遠出編 山陽・山陰
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